眼前に広がる無限の可能性の海原に挑んでいくことだ。<1634>

眼前に広がる無限の可能性の海原に挑んでいくことだ。

<1634>


季節外れの花を咲かせる、狂い咲きの現象は、時折見られますが、
可能性をとことん追求していく植物たちを見ていると、
これも決して不思議な現象ではなく、
むしろそんなことがあっても何も不思議ではないと納得しますね。

特に、自由奔放な藤にいたっては、さもありなん。ですね。

一年草の子たちでも、結実はとても無理だろうと思われるタイミングでも、
雌花を咲かせ、最後の最後まで可能性を追求してきます。

それほどに、自然界では何が起こっても不思議ではないということですし、
どこまでも追求していく姿勢が、
成就、進化に結びついていくのが、自然界ですね。

人間は植物たちから見ると、非常に諦めが早いでしょう。
過去の体験、知識などの思考で、簡単に決めつけてしまって、
可能性を狭めてしまって、自ら苦悩しているのが人間界の特徴ですね。

これほどまでに、可能性の宝庫である自然界を活用しないのは、
本当にもったいない話ですね。

思考領域、知識や体験で確実性の高い選択をすることを、
人間界では常識的、理性的な判断と言われる傾向にありますが、
これは、大きな勘違いと言ってもいいでしょう。

自然界は、そんなに可能性の小さい、狭い世界ではありません。
上手く行く可能性などは、無限に存在しています。

一度上手くいった方法を、後生大事にしなければならないほど、
小さな、退屈な世界ではありません。
もっともっとスケールの大きな、ダイナミックな世界ですね。

一人の人間が、その生涯を賭けて追求しても、
海岸の砂浜の小さな一粒の砂ほどにも、
知り得ることも、可能性を体感することもできないでしょう。

どうぞ、もっともっと広い、大きな視野を持って、
あなたのチャレンジ、追求と向き合ってください。

どんな追求、チャレンジをしていけば、
自然界の恵みを享受できるかは、
植物たちの姿を見ていればよくわかります。

少しでも可能性を感じること、可能性のあることは、
どこまでも追求してください。
仮に思ったような結果にならなかったとしても、
その姿勢、チャレンジの先に、大きな結果、結実、成果が待っています。

一回のチャレンジではなく、
習慣にまでなった姿勢が大きな恵みを呼び込んできます。

どこまでも可能性を追求するチャレンジが、大きなエネルギーになり、
あらゆるものを動かしている原動力になっていることを
ひしひしと感じられる、今日も素晴らしい一日になりますね!

あなたの思い次第の可能性を存分に味わってください。

(浜本哲治)

季節外れの藤(ふじ)の花が咲いていました。
季節外れの藤 ふじ の花が咲いていました